外国人労働者を雇うときに気をつけたいこと(7):外国人でも同じ人間であるという基本的な意識

外国人でも同じ人間であるという基本的な意識

「人間の本性は善か悪か」 という議論はよくありますが、これは昔ながらの見方だと思います。大切なのは、人間には大きな力があるということです。

19世紀までは、人間が地球を破壊できるとは考えられなかった。しかし、人類は今、核兵器を手にし文字通り地球を破壊できる科学技術を持つようになりました。今日、人間は偉大だと思うか、人間は小さいと思うか、どちらが私たちに幸せな結果をもたらすでしょうか?人間は小さくて取るに足らない存在だと思っていると、いくら無謀なことをしても、自然が何でもしてくれると思うかもしれません。このように考えているから、公害を起こしたり、自然を破壊したりしても気にしないと思う人がいるのだと思います。またこのように考えているからこそ、人間としての責任を過小にしているのです。

一人一人が人間は偉大な存在であり、大きな力を持っていると考えるようになれば、環境破壊や地球汚染はなくなります。なぜなら、人間が大きな力を持っていることを自覚すれば、自然に対する不適切な行動が森林や海洋の破壊や深刻な大気汚染を引き起こすと自然に考えるようになるからです。

自分の力を自覚してコントロールしないと、大変なことになると思います。自分の力と責任感を強く意識して、この世界にあるすべてのもの、生き物を含めて適切に扱わなければならない責任があることを知るでしょう。

人間は大きな力を持っているので、その力の使い方によって、行動はプラスにもマイナスにも大きく影響します。だからこそ、同じ人間としての外国人労働者に対しても教育する立場にある経営者や上司はとても大きな責任があることを自覚する必要があると思います。

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