外国人社員教育の基本:理想を持ち日々努力をすることを教える

外国人社員教育の基本:理想を持ち日々努力をすることを教える

上司は部下と理想を共有しなければいけないのは、外国人労働者に対しても変わりません。同時に、理想を体現した上で、上司と部下が一丸となって日々努力することが重要です。
この二つは不可分で、そのうちの1つでも足りないと、企業経営がおかしくなります。

ある拷問に、穴を掘ってそれを埋め、また穴を掘ってそれを埋めるというものがあると聞いたことがあります。これを何度も繰り返します。人間は、何か目的のないことを何度も繰り返すことに大きな苦痛を感じているようです。その一方で、大聖堂を建てるという最終目標を知らされた石工たちは、毎日石材を削る仕事に誇りを持って取り組んだというエピソードもあります。

理想や目標を明確にしない企業は、従業員に無駄な努力を強いるようなもので、外国人は特にそうした状況におちいりがちです。技能実習生の実態を見ればお金だけを目的に日本に来て働いていて、経営側は安い労働力としてしか彼らを見ていないのが実際のところではないでしょうか。自分たちが何を目指しているのか、どこに向かっているのかがわからなければ、従業員は仕事に情熱を持てず、誇りも持てません。その会社が時代の波に乗ってヒット商品を作ることに成功したとしても、一時的な成功でそのような会社が成功し続けることは不可能だと思います。

また、どんなに素晴らしい理想が掲げられても、日々追求されずに空虚なスローガンになっても意味がありません。毎日の仕事を大切にして集中し、少しずつ積み重ねていかないと、何をやっても成功しません。

この理想や目標への姿勢と日々の努力の行動が会社の発展や外国人労働者の成長につながると思います。

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