「報告する」ときの様々な英語表現

日常的に使えるインフォーマルでカジュアルな英語表現から、 ビジネスでも使えるフォーマルな英語表現まで様々な表現を紹介します。 使うときに注意すべき点などもまとめてあります。 シチュエーションに合わせて適切なものを選んで使ってください。

報告するときの様々な英語表現

(A)Please let us know what you learned. わかったことを教えてください。
(B)This is my account of the story. これがその話の報告です。
(C)I'll describe it to you. わたしが報告します。
(D)Let me e-mail you. Eメールで報告させて下さい。
(E)He will leave you a message. 彼があなたに伝言を残します。
(F)We'll hear the results of the election soon. すぐに選挙結果の報告を受けるだろう。
(G) She will give us the latest news. 彼女が最新の情報をくれるだろう。
(H) There will be a press release soon. すぐに公式発表があるだろう。
(I) I’m reporting the result to the committee. 結果を委員会に報告します。


(A)のlet人knowが最も一般的な「報告する」「知らせる」という表現で、let me knowで「知らせて下さい」、let you knowで「お知らせします」となる。If you need any help, let me know.「何かありましたらお知らせください」は店員が客によく使う表現のひとつ。ビジネスではtellよりもnotify (通知する)やcontact (連絡する)がよく使われ、tellと同様に「notify人」、「contact人」 という形になる。例えばPlease do not hesitate to contact us.「どうぞ遠慮なくお知らせください」はビジネスレターでよく使われる表現。learnには「知る」「聞く」という意味もある。(B)ここのaccountは「説明」「報告」。(C) describeは「(出来事の)一部始終を説明・報告する」という意味でdescribe you itとならないことに注意。(D)ここのe-mailは「電子メールで送る」と動詞で使われている。(E)のleave a messageは「伝言を残す」で「伝言を受け取る」はtake a messageとなる。(F)のhearは「報告を受ける」という意味。同様に、If we do not hear from you by December 1,…「12月1日までにご通知なき場合には」のように使えるが、少しきつい調子の文になる。(H) press releaseは「公式発表」。(I) reportは「報告する」。


受け答えの英語表現

(A) We'll let you know when it's time. Thank you very much.
時間になりましたら、お知らせします。-ありがとうございます。

(B) Should anything happen, let me know immediately. I'll keep you updated.
何かあったらすぐにお知らせ下さい。-連絡します。

(C) Please keep us informed. We'll do that.
何かあったらお知らせ下さい。-そうします。

(D) I have good news and bad news. Let's have the bad news first, please.
いいニュースと悪いニュースがあります。-はじめに悪いニュースからお願いします。

(E) Are there any messages for me? Yes, Mr. Brown called.
私あてのメッセージがありますか。-はい、ブラウンさんから電話がありました。

(F) Please give me a report on the theft. All right.
盗難報告書を作ってください。-わかりました。

(G) Make your report on a monthly basis. Starting on what date?
月単位で報告書を作成してくれ。-何日から始めましょう?


(A)は受付などで来客に待ってもらうときによく使われる。(B)のupdateは「(情報などを)最新のものにする」「最新情報を知らせる」。(C)のinformは「知らせる」「告げる」でより形式ばった言い方になる。We are pleased to inform you that…というと「喜んでお知らせします」となり、逆にWe are sorry to inform you that…というと「残念ながら…」となり、あまり良くない内容の通知となる。(F)や(G)のreportは「報告書」という意味で、動詞でもreport ~ to the policeのように、警察に事故や盗難を届けるときに使う。


<参考文献>
ケンブリッジ大学辞書
Macmillan Dictionary
ロングマン英英辞典
Oxford Learner’s Dictionary
Collins Dictionary

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