「警告する」ときの様々な英語表現

日常的に使えるインフォーマルでカジュアルな英語表現から、 ビジネスでも使えるフォーマルな英語表現まで様々な表現を紹介します。 使うときに注意すべき点などもまとめてあります。 シチュエーションに合わせて適切なものを選んで使ってください。

警告するときの様々な英語表現

(A) I’m warning you! 警告しているんだからね!
(B) I warned them not to go there. 私は彼らにそこへは行かないように警告した。
(C) In spite of my warnings, he would not change. 私の警告にもかかわらず、彼は変えようとしないんだ。
(D) You had better study for that exam. そのテストのために勉強しておくべきだよ。
(E) Be careful what you say in there. そこでは言葉に気をつけろよ。
(F) Don’t do anything you’ll regret. あとで後悔するようなことはするな。
(G) Make sure you don’t make mistakes. ミスはないようにしてくれ。
(H) Please stop that. それは止めてください。
(I) Do it or else! やらないと知らないぞ。
(J) I’m going to tell the boss. 上司に言うぞ。
(K) It’s dangerous in this neighborhood. この地域は危険です。
(L) You’re driving too fast. スピードの出しすぎです。
(M) That trial is treacherous. その裁判は油断できないぞ。


(A),(B)warnは「警告する」という意味の最も一般的な語。(C) warning「警告」。(D) had betterは「…するのがよい」を意味するが、ニュアンスからして命令しているように押しつけけがましく、強い口調になりやすい。誰に言うかをよく心得てから言う方がよい。

<その他>

・Freeze! 「動くな!」 *「動くと撃つぞ!」と強く言う表現。
・Duck! 「かがめ!」 *上から危ないものが降ってきたときなどに。「伏せろ!」と相手に強く伝える。=You have to duck down here.(ここではかがんでください)*時間があって、あまり緊急でないときはこのように文にして使われる。
・Hands up!「手をあげろ!」=Put your hands up! =Hands in the air! =Stick’em up!
・You listen to me!「おれの言うとおりにしろ!」=Do as I said!
・Get down!「伏せろ!」*「体を床に伏せろ!」という表現。=Hit the floor!「身をかがめろ!」
・Halt!「止まれ!」=Hold it! =Don’t move! =Don’t make a move!
・Stay where you are!「その場にいろ!」「危険だからそこにいろ!」といったニュアンスをもつ。
・Move on!「前へ進め!」=Move!
・On your knees!「ひざまづけ!」*kneesは「ひざ」。
・Let go of me! 「放して!」*握られた手などを放してくれと相手に伝える。=Let go!
・Run for your lives!「逃げよう!」
・Let’s get out of here!「ここから出よう!」
・Stop him!「あの男を止めて!」*女性の場合はStop her!となる。
・Can it!「黙れ!」=Shut up!
・Stand back!「さがれ!」*「一歩でも二歩でも後ろにさかれ!その場所から後ろにさがってどけ!」を意味する。=Step back!
・Cut it out!「よせ!」(やめろ!)=Stop it!
・You’re under arrest.「逮捕する」*arrestは「逮捕」。
・Spread ‘em!「手足を広げろ!」*Spread them.を口語的に短縮したもの。themは手足のことでボディチェックをするときに言う。
・Heads up!「危ないぞ!」=Watch out! =Look out!
・Drop it!「落とせ!」*相手が持っているもの、例えば銃やナイフなどに対して言う。
・Get your hands off!「触るな!」=Let go!
・Stay down!「伏せていろ!」
・Get lost!「消えうせろ!」*その人物とは会いたくない、話したくないといった気持ちを表現する。
・Get out of here!「出て行け!」
・Back off!「どけ!」(近寄らないで!) *相手が近寄ると自分が危険に感じるときにこう言う。=Go away!「出て行け!」=Leave me alone!「一人にさせて!」


受け答えの英語表現

(A) The stock market just crashed! I warned you!
株式市場が暴落した!-あれだけ警告しただろう!

(B) He was late again. Give him a warning in writing.
彼はまた遅刻しました。-彼には書面で注意しておいてくれ。

(C) You really need to be careful. Thank you for the warning.
本当に注意しなきゃだめだよ。-警告をありがとうございます。

(D) This company may go under. Get ready for it.
この会社つぶれるかも。-覚悟しておけよ。

(E) Watch out for spelling errors. Don’t worry. I’m a good speller.
スペルの間違いがないよう気をつけてくれ。-ご心配なく。つづりには自信があるんです。

(F) You should watch your language. I know I shouldn’t use foul words.
言葉づかいに気をつけてくれ。-汚い言葉を使うべきではないとはわかっています。

(G) You’ll be sorry if your work’s late. I know.
仕事が遅れたら、あとで後悔するよ。-わかってるよ。

(H) My boss gave me too much work to do. It’s your fault if you can’t handle it.
上司からあまりにもたくさんの仕事を与えられたんだ。-もしできなかったら君の責任になるよ。

(I) I am going to get the sale. Don’t be so sure about it.
取引を成功させてみせます。-必ずしもうまくいくとは限りませんよ。

(J) You ignored my repeated warnings. I couldn’t help myself.  
君は私の度重なる警告を無視したね。-どうしようもなかったんです。

(K) Don't ever forget to check your work before it goes out. I'll make sure I do that..
提出する前にはどんなことがあってもチェックをしなさい。-必ずそうします。

(L) Thank you for understanding my position.   I won’t forgive you next time.
私の立場を理解してくださってありがとうございました。-今度やったらもう許さないからな。

(M) I spoke harshly to Mr. Smith today.   I’m sure you’ll come to regret it.
私は今日スミスさんにきつく話しておきました。-きっと後悔するよ。

(N) When you get too excited, you end up failing.   You could be right. I’ll think it over more carefully.
あまり有頂天になっていると、最後には失敗するぞ。-君の言うとおりかもしれない。もっと注意深く考えるよ。


(B), (C) warning「警告」。(H) fault「(過失の)責任」。It’s my fault.で「悪いのは私だ」となる。


<参考文献>
ケンブリッジ大学辞書
Macmillan Dictionary
ロングマン英英辞典
Oxford Learner’s Dictionary
Collins Dictionary

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