「依頼する」ときの様々な英語表現

日常的に使えるインフォーマルでカジュアルな英語表現から、 ビジネスでも使えるフォーマルな英語表現まで様々な表現を紹介します。 使うときに注意すべき点などもまとめてあります。 シチュエーションに合わせて適切なものを選んで使ってください。

依頼やお願いするときの様々な英語表現

(A) Please take good care of Mr. Aoki. 青木を何分よろしくお願いします。
(B) Please take the initiative and do it. どうか君が音頭をとってやってくれ。
(C) I’ll leave it in your hands. =I’ll leave it up to you. =I’ll leave it to your discretion. =I’ll leave it to your judgment. =I’ll leave you in charge. よろしくお願いします。
(D) I’m counting on you to get it done. お任せしています。
(E) I need you to come with me to Narita now! 今から一緒に成田まで行ってくれないか!
(F) Will you ask your boss to sign this letter? 君の上司にこの手紙にサインするよう頼んでくれないか?
(G) If I give you this work, will you be all right? この仕事を君にやってもらって大丈夫か?
(H) Would you give me a hand? =Would you please help me? =Would you mind giving me a hand? =Could you help me out? ちょっと手伝ってくれませんか?
(I) I don’t feel well. Would you go instead? 気分が悪いんです。私の代わりに行っていただけますか?
(J) I’d like a copy of this letter. この手紙のコピーを取ってほしいのですが。
(K) I hate to impose on you, but could you type this? 無理にとは申しませんが、これをタイプしていただけますか?
(L) Sorry to trouble you, but could you help me with this job? すみませんが、この仕事を手伝ってくれませんか?
(M) May I ask you a favor? =Can I ask a favor? お願いしてもいいですか?
(N) Are you free now? 今、手が空いてるかい?
(O) I hope I am not disturbing you. おじゃまでなければいいんですが。


(A) take care of…は「世話をする」「面倒を見る」「気にかける」で、ここでは「よろしく面倒を見てやってください」「気にかけてやってください」といったニュアンス。(C) 決まり文句で「あなたしだいです」「あなたにお任せします」といったニュアンスを出している。leaveは「任せる」「ゆだねる」。discretionは「思慮分別」。(D) count on…で「…を当てにする」。(E) 相手に有無を言わせない依頼の方法。I need you to….を使うことで、相手に失礼にならず、しかも強く頼むことができる。I want you to….は「私は個人的に…してほしい」という意味あいなのに対して、こちらは「何か大切な仕事のため」といったニュアンスが出てくる。(F) Will you…?は軽い依頼・命令で「…してくれませんか」。(H), (I) Would you….? の方がより控えめな表現で丁寧になる。instead「代わりに」。(J) I’d like (=I would like)….で「…がほしいのですが」という控えめな要求。(K)直訳は「押し付けるのは嫌なのですが…」。imposeは「課す」「押しつける」。(L) sorry to…で「…してすまなく思う」。troubleは「迷惑をかける」Could you…?で「…してくれませんか?」。(N) 誰かに仕事、用事などを頼みたいときに使える便利な表現。(O) disturbは「妨げる」「じゃまをする」。

受け答えの英語表現

(A) I have a favor to ask of you. Okay. I hope I can help.
あなたにお願いしたいことがあるのです。-いいですよ。お役に立てればいいのですが。

(B) I will take the case to a lawyer. Please do what you have to do.
その件は弁護士に依頼します。-必要なことはしてください。

(C) Could you cooperate with us? That will depend.
我々に協力を依頼します。-場合によります。

(D) I will entrust you with this matter. Thank you for trusting me.
この件は貴社にご依頼します。-わが社を信頼していただきありがとうございます。

(E) Would you help me find the number for the ABC Hotel? My pleasure.
ABCホテルの電話番号を見つけるのを手伝ってくれませんか?-いいですよ。

(F) I’m sorry to bother you, but can you help me? It’s no bother.
申し訳ないのですが、ちょっと助けていただけますか?-問題ないです。

(G) Sorry for interrupting…. Oh, you’re not.
おじゃましてすみませんが…。-いいえ、いいですよ。

(H) Do you mind if I ask you a favor? No, not at all.
お願いしてもいいですか?-まったくかまいませんよ。

(I) I’d appreciate it if you could call me tonight. I’d be glad to.
今夜、電話してもらえるとありがたいのですが。-よろこんで。


(C) depend「…に左右される」「…次第だ」という意味で、It depends. やThat will depend.で「時と場合による」ということを意味する。(F) botherは「悩ませる」「うるさがらせる」。(G) interrupt「(…を)さえぎる」「中断する」。人が会話しているときや仕事中に「おじゃましますが…」というニュアンスで使うことができる。(H)「いいよ」と言うときにはNo、「いいえ」と拒否するときはYesとなるので注意。


<参考文献>
ケンブリッジ大学辞書
Macmillan Dictionary
ロングマン英英辞典
Oxford Learner’s Dictionary
Collins Dictionary

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