MANABINK

ビジネスで使うベトナム語はとてもシンプル!

Truong Vinh Bang

国によってビジネスのやり方に違いがありますが、日本のビジネス習慣は外国人にとって慣れるのに結構大変です。今回はビジネスで使われる日本語表現について考えてみます。

私は、現在、日本でエンジニアとして働いているベトナム人の同僚と仕事をしています。

日本人の上司とベトナム人の上司に対して話し方に違いがあるでしょうか?もちろん、言語の違いはありますが、それ以外にもいくつかの違いがあります。

第一に、上司との会話の仕方です。日本語には、謙譲語、尊敬語が複雑に使われています。友人との会話は短い形式ですが、ビジネスシーンでは丁寧な表現が求められるので慣れるのに苦労します。ニュースレターや同僚とのコミュニケーションでは 「ます」 が使われ、敬語は上司と話すときに必ず使わなければいけません。

ベトナム語では、目上の人と話すのはずっと簡単です。英語ではMr, Miss, Mrs.に相当する、兄、姉、叔母、叔父、叔父+上司の名前を付けるだけで、礼儀正しいと見なされます。

第二に、ビジネスで使われる日本語は、日常のコミュニケーションよりも長い傾向がありますが、ベトナム語は短いことが多いです。具体的な例を以下に示します。

「失礼ですが、お時間大丈夫でしょうか? (18音)

これがベトナム語だと Xin lỗi, anh có thời gian không ạ? と8音で済むのです。 ビジネスで使われる日本語を学ぶのは、敬語や謙譲語を覚えなければならず大変です。ビジネスで日本語を流ちょうに使うためには、まず意味を確認して、使う場面を想定して覚えます。敬語や謙譲語を使うのに苦労している外国人は多いと思います。ビジネスで日本語を使うことに慣れておらず、日本人の同僚とコミュニケーションを取るのを嫌がるベトナム人の友人もいます。日本人の同僚の方には、ベトナム人がなかなかこの丁寧な日本語を使いこなすのがむつかしいことを理解していただければ幸いです。


Truong Vinh Bang: 2017年1月からベトナム人の実習生の管理・通訳の仕事を担当。ベトナム南部のヴィンロン省出身。趣味は旅行やカメラ。