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ベトナム人を雇用したときに起きやすい問題

ベトナム人を雇用したときに起こりやすい問題、ベトナム人を雇うときの注意点

日本ではベトナム人を採用する企業が年々増えています。ベトナム人は日本人と似ていて、見た目が近く、若くて勤勉であるという高い評価があります。一方で、プライドが高く、金銭目当てで日本に働きに来ているため、給与条件が高いところが他にあればすぐに転職をしてしまうといったマイナスの評価やイメージもあるようです。

下記は実際にあった仕事上、または職場において実際にあったよくある事例です。ベトナム人を雇用した際のこのような問題点を事前に把握することで受け入れ態勢を整えることができます。

■仕事や職場でベトナム人がおこす問題事例、ベトナム人の職場での典型的なふるまい

① ベトナム人は職場での私語が多い。特に製造現場(工場で作業する時など)では、日本語を使わずに母国語でしゃべる。

<主な対処方法> ベトナム人同士が仕事をしているところに、日本人従業員を配置する。

② 仕事に慣れてくると、緊張感がなくなる。すると、マニュアルの通りに作業しなくなり、自分のやり方で勝手に作業する人もいる。製造現場では手順通り(マニュアル通り)に作業しないと、不良品を出すことになりかねない。

<主な対処方法> 手順通りに行う大切さを教える。失敗事例の共有など。

③ 安全や衛生、5Sについての意識が日本人よりも低い。これらの意味づけやそれぞれの説明を繰返す必要がある。

<主な対処方法> 5Sの文字通りの意味ではなく、5Sの根本にある考え方と手順を実践する。失敗事例の共有など。

④ ベトナム人は日本人社員(従業員)の行動を注視しているので、模範的な行動を心掛けることが必要。日本人従業員自ら襟を正すこと。意識的にコミュニケーションを取ること。

⑤日本語によるコミュニケーションの問題。

<主な対処方法> ベトナム人に限った話ではないが、日本語で話す場合は、わかりやすい言葉を使う。例えば、「朝食」と言われたら、分からないかも知れないので、かわりに朝ご飯と言うなど。

⑥自分のミスを隠す、あまり認めない、言い訳が多い。

<主な対処方法> ミスが大きなミスにつながること、会社の信用を落とすことになりかねないこと、ミスをきちんと認めるほうが評価されることなど、報連相の教育を行う。

⑦ベトナム人はベトナム人同士で給与や条件(残業代など)、福利厚生などを比較し合う。

<主な対処方法> ベトナム人同士で情報交換をしているということを考慮して、給与や人事制度を構築する。

 

■生活の面においてベトナム人がおこす問題事例、日本でベトナム人が生活する上での典型的な行動パターン

①自転車を手配する企業が多いため自転車通勤をしているベトナム人が多いが、あまり交通ルールを守らない。並列走行し乗りながらの会話をする、下り坂でスピードを落とさずに走る。

<主な対処方法> 自転車で怪我をさせた場合に多額の賠償金が請求される可能性があること、保険に入るのが義務になっていること、逆走や並走の禁止、基本的には車道を走ることなどの交通ルールを徹底させる。

②自転車のカギをかけない。

<主な対処方法> いつでもどこでも鍵をかける指導が必要。日本では自転車の窃盗事件が多発していることを教育する。

③防犯、危険意識が低い(外に干している下着を盗まれたのに次の日も外に干す等)

<主な対処方法> 日本は治安が比較的良いが、軽犯罪が多いことを指導する。

④ゴミの分別(分別しない、決められた日に出さない、ベランダに置く等)

<主な対処方法> 地域のルールを守るように指導する。

⑤騒音をたて近所迷惑(寮でカラオケ、自室でパーティーなど)

<主な対処方法> ソーシャルマナーを守るように促す

⑥ その他、おきがちな問題、ルームメイトの人間関係、男女関係、衛生の意識が薄い、 配られたものを大切に使わない、身だしなみ(サンダルで出勤するなど)、寮の設備の使い方と掃除し方を知らない、相手の立場から考えることはしない(自己中心的な考え方)等