ウェブサイトやアプリで見かける点や線のメニューの呼び方

ウェブサイトやアプリをいじっていると、点が3つ縦に並んでいたり、逆に点が3つ横に並んでいたりしているアイコンを見かけることが多いのではないでしょうか?あるいは、横の線が3本あったり、点が縦横に3つずつ並んでいるものなど様々な形状があります。

みなさんは何気なくみて、「メニューボタン」的な意味で認識しているのではないでしょうか。そのアイコンを押すあるいはクリックすることで、選択肢が与えられて、別のページへ遷移したり、何かの機能を実行したり、詳細設定したりできるのではないかと思っていますよね。

特に名称が分からなくても困ることはありませんが、口頭で説明しようとすると、「点が3つあるアイコンを押す」「横に線が3本ある」など、形状を説明しないといけません。しかし、それぞれの呼び方があります。割と英語では一般的に使われているので、もし時間があれば覚えてしまいましょう。

たいてい以下の5つのパターンに収まると思います。

ハンバーガーメニュー(hamburger menu)
hamburger menu

①ハンバーガーメニュー(hamburger menu)

横の線が3つ縦に並んだものをハンバーガーメニューと呼びます。その名前の通り、見た目がハンバーガーを横から見たような形状をしているからこのような名前が付けられています。最もポピュラーなメニューでスマホサイトなどによく使われているものです。このメニューボタン以外の名前も食べ物に関する呼び名が付けられています。

ベントウメニュー(bento menu)
bento menu

②ベントウメニュー(bento menu)

これは3つの点が縦横に並んでいるものです。合計9つの点が正方形の形をしています。これは弁当の箱を上から見たように見えるからベントウメニューと呼ばれています。このメニューボタンはPCサイトやウェブアプリによく見れらると思います。日本語の弁当というのは英語のボキャブラリーに入っています。日本人としては誇らしいですね。ちなみに絵文字(emoji)も英語でよく使われます。場所によっては点が●(丸く)なっているものは“キャンディーボックスメニュー”、■(四角い)ものは“チョコレートメニュー”と呼ばれることもあるようです。

ドネルケバブメニュー(doner kebab menu)
doner kebab menu

③ドネルケバブメニュー(doner kebab menu)

日本でもケバブの屋台やお店を見た人は多いでしょう。日本にもすっかり定着しているのではないでしょうか。ケバブのお店には肉の塊を上から串に刺してつるしていますよね。この串に似ているためにこの名前がついています。ハンバーガーメニュー同様、スマホで良くみられるボタンだと思います。単にドネルメニューと呼ぶ場合もあります。また地域によっては“ストロベリーメニュー”と呼ばれます。

ミートボールメニュー(meatball menu)
meatball menu

④ミートボールメニュー(meatball menu)

ケバブとは逆に横に3つの点が並んでいるこのメニューボタンのことをミートボールメニューと呼びます。なぜ横になるとミートボールなのかは不明ですが、スウェーデンの国民食であるミートボールが由来という説があります。あまり見かけないメニューアイコンだと思いますが、欧米のサイトでは割と多く見られます。

ケバブメニュー(kebab menu)
kebab menu

⑤ケバブメニュー(kebab menu)

縦に3つの点が並んだメニューをケバブメニューと呼びます。③のドネルケバブメニュー(またはドネルメニュー)と呼び名が似ていますが、実はケバブといえば中東では串焼きの肉のことを意味します。日本でケバブというと、サンドイッチのようにバンに肉と野菜を挟んだものをイメージする人が多いと思います。これは正式にはドネルケバブなのです。日本人としてはお団子のようなので、個人的には「団子メニュー」と呼んでいますが、世界では通じないですね。

以上、5つのメニューアイコン(ボタン)見てきました。通常はメニューを省いて単に、ハンバーガー、ケバブなどと呼んでいます。英語ではよく使われるので、ぜひ覚えておきましょう。

ウェブサイトやアプリで見かける点や線のメニューの呼び方” に対して1件のコメントがあります。

  1. タカノリ より:

    素晴らしいことを覚えました 有り難うございます
    少し優越感にしたれます

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