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職場で役立つタイ雑学:②タイで一番信者が多い意外な宗教は?

タイの出家僧侶

上座部仏教? イスラム教? 大乗仏教?

タイ人の多くは熱心な仏教徒です。 バンコク 市内にはワット・プラケーオを中心に、王室係の寺院や地元に密着した寺院が無数にあります。 寺院には「プラ」と呼ばれる僧侶や「ネーン」と呼ばれるたくさんの修行僧が日々の生活を営んでいます。

仏教の伝来は6~7世紀といわれていますが、 中国、朝鮮半島、日本には信じることで救われるという考えの大乗仏教が広がりましたが、 タイ、ミャンマーなどインドシナ半島には、自己の修行により己一人のみが救われるという考え方の上座部仏教が広がりました。僧になることによって来世の生まれ変わりをよりよいものにするために、現世で修行をして徳を高めるというのが、タイの仏教の考え方ですから、男性には出家 (15日~3か月が多いが1日でも可能)が義務づけられています。

出家はタイの社会ではとても重要なことで、出家しない男子は一人前としてみなされない社会通念もあります。 また、それぞれの家庭でも自分の息子を出家させるのは、その家にとって大変名誉なことであり、とても高い徳を積むと考えられています。 たとえ短期間でも家から僧侶を出すということはとても名誉なことで、 出家に当たっては盛大な儀式が行われます。

男性はオレンジ色の僧衣を着用する
男性はオレンジ色の僧衣を着用する

しかし、すべての人が僧になれるわけではありません。 僧侶でない人々は「タンブン」という徳を積む行為を行います。 托鉢を行う僧侶に毎朝ご飯や御菓子、 フルーツなどの食べ物をささげたり人に親切にするということも徳につながるようです。 タイ人は親切だと思う人が多いと思いますが、そうすることで人にも自分にも徳を積んでいると考えるからです。 また、富めるものが貧しき者に手をさしのべるのもタンブンの一つです。

タイでは、寺は神聖な場所であり、僧侶は神聖なる人々ですから、無作法な振る舞いは外国人であろうとも許されません。 寺院に参拝するときなどには服装にも十分な注意が必要です。

僧侶は戒律で女性に触れることは禁止されていますので、女性も触れないように気をつけなければいけません。ちなみに、タイにも尼僧はいます。男性の僧侶がオレンジの鮮やかな僧衣をまとっているのに対して、尼僧は白の純白の僧衣を身にまとっています。

ということで答えは「上座部仏教」です。

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